「break(休憩)」とその他4つの似たような表現と違いについて
前回に引き続きbreakについて書いていきますが 今回は「休憩」の意味を見ていきます。
昨今テレワークが増えてきていますが、みなさんは上手に休憩できていますか?
私は仕事の時間と休憩のメリハリをつけるのがなかなか難しくて、
だらだらした時間が続いちゃいます。。。
「休憩」と一概に言っても、
短い休憩や長い休憩、中断する意味合いの休止など
状況によって少しニュアンスが異なる場合がありますよね。
ざっと見てみると、
・break:一休み(仕事や作業の合間の短い休憩)
・rest:休息(breakよりも長めの休憩で、しっかりと疲労をとるイメージ)
・pause : 音楽、動画などの一時停止
・intermission:劇場とかコンサートの休憩時間。
・recess:(法廷)などの休廷 など、
他にも、interval(スポーツなどの合間の休憩)や
breather(息継ぎ)もありますが、
今回は上の5つの表現を例文を交えて紹介していきます。
この記事の目次
休憩を表現する5つの単語
「break」の使い方
(Let’s take/have a break for lunch.)「ランチ休憩にしよ」とか
(Let’s take/have a break for smoking.)「タバコ休憩行こう」など、
何かの作業の合間にとる小休憩という意味があり、
日常的に一番使われる表現だと思います。
breakには「壊す」という意味がありますが、
(Break the relationship)「人との関係性を断つ」といった
表現でも使用することができます。
そこから少しイメージを広げて、
「何かの流れを断つ」という表現になり、
その流れと流れの間に生まれた空間つまり休憩に対してbreakが使われます。
「rest」の使い方
breakと比較して、少し長い「休息」を言いたいときに使うことができます。
例えば、勉強と勉強の合間の10分間の休憩はbreak。
長時間の勉強に疲れて、一休みする、一日寝て英気を養うなどの場合は、
このrestの方がしっくりきますね。
(I’m tired of studying so I take a rest for a day)
「勉強に疲れたので、一日休息を取ります。」
(Did you have a good night’s rest?)「ぐっすり寝れた?」
(Rest your eyes every half an hour.)「30分ごとに目を休ませてください。」
(Rest in pease)「安らかに眠れ」(死者へのお悔やみの言葉)
「pause」の使い方
「一時停止」という意味で動画や音楽の再生をストップするという
意味では馴染みがあるかと思います。
何か物事が続いている状況で「いったん停止する」という状況で
使用することができます。
(After a brief pause, they continued climbing.)
「束の間の休憩後、彼らは登り続けました。」
(The rain fell without pause.)「雨は止まることなく降り続けました。」
「intermission」の使い方
映画や劇場などの合間の短い休憩時間を指します。
(After intermission, the second band played.)
「休息の後、二番目のバンドの演奏が始まりました。」
「recess」の使い方
議会や委員会、法廷などの休止期間や休廷を指します。
(Parliament went into its long summer recess.)
「議会は長い夏の休止期間に入りました。」
以上5つの「休憩」表現でした。
breakやrestは日常的にも使用する機会が多いと
思いますので是非状況に応じて使い分けてみてください。
recessは実際に会話の中で使用することはrestやbreakに比べて
少ないかもしれませんが
新聞やテレビなどでお目にかかる機会もあるかと思います。
少し使い方を意識するだけで、
単語も身につきやすくなるかもしれませんね。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。