「regardless of」「despite」の違いと例文と似た表現
今回は「~に関係なく」で有名regardless ofを取り上げました。
「雨でも晴れでも天気に関係なく」とか、
「誰が何言っても関係なく」など会話でも使う場面が多いので、
言い換え表現なども合わせて覚えていければと思います。
また似た表現であるdespiteにも触れています。
この記事の目次
「regardless of」の意味
意味は「~に関係なく」「~にもかかわらず」です。
regardという単語もあり、他動詞で「~を注視する」やA as Bの形で「AをBとみなす」、
自動詞では「注意を払う」という意味があります。
そこに打ち消しの表現lessがくっついて、
regardless 単体で「注意しない」や「気にしない」になり、
of もくっついて「~に関係なく」「~にもかかわらず」の意味になりました。
フォーマルな場面でも日常会話でも使えるので使い勝手は良さそうですね。
ofの後には名詞/動名詞がきます。
もし、ofの後に文をつづける場合は、
例えばof + the fact that ~やof + whether ~でつなげてください。
それでは例文を見ていきましょう。
「regardless of」を使った例文
The club welcomes all new members regardless of age.
クラブは、年齢に関係なく、すべての新会員を歓迎します。
The amount will be paid to everyone regardless of whether they have children or not.
金額は、子供がいるかどうかに関係なく、すべての人に支払われます。
「despite」の意味
意味は「〜にもかかわらず」「〜をよそに」です。
「にも」というのがregardlessと比較する上でのポイントですね。
despiteはすでに起こっていることに対して
「〜にもかかわらず」という表現が使われていいます。
「妨害する何かが起こっているにもかかわらず、そんなの関係なく〜する」
みたいなニュアンスですね。
despiteもregardless 同様に後ろには名詞/動名詞がきます。
もし、ofの後に文をつづける場合は、
例えばdespite + the fact that ~やdespite + whether ~でつなげてください。
似た表現として「in spite of」もありますが、
despiteとの違いはほとんどなく、使い方も同じなので言い換えが可能です。
それでは例文を見てみましょう。
「despite」を使った例文
Despite applying for hundreds of jobs, he is still out of work.
何百もの仕事に応募したにもかかわらず、彼はまだ仕事をしていません。
She was good at physics despite the fact that she found it boring.
物理学を退屈だと思っている事実に関わらず、彼女は物理学が得意でした。
まとめ
今までregardless ofもdespiteも同じように使っていました。
でもそんな過去とは関係なく、今後は知った顔で使い分けていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。